油麩(仙台麩)のススメ

私的大好物である油麩(仙台麩)についてご紹介します。

油麩(仙台麩)の保存方法と賞味期限

 

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油麩(仙台麩)の気になる賞味期限と基本の保存方法について調べました。

以下目次です。

  1.  油麩(仙台麩)の賞味期限
  2.  油麩(仙台麩)の保存方法

 

1. 油麩(仙台麩)の賞味期限

油麩の賞味期限(開封前)

油麩の賞味期限は、製品にもよりますが一般的には製造日から3、4カ月とされているものが多いです。また、脱酸素剤が封入されたものであれば6カ月の賞味期限を持つ製品もあるようです。食品の中では比較的長期保存が可能な食品です。しかし油で揚げられた「揚げ麩」であることから、焼麩など他の麩に比べると賞味期限は短いようです。(焼麩には開封後2年以上もつものなども)

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開封後の賞味期限は

開封後の賞味期限に関しては製品のパッケージに明記はありません。

しかしここで気になるのは

開封後はお早めにお召し上がりください

ってどのくらいなの?という疑問ですよね。

もちろん開封後早めに使い切ることが理想です。ですがなかなかそうはいかないことも多いですよね。

 

そもそも油で揚げられた油麩の最大の敵は「酸化」です。油を多く含む食品は時間の経過と共に空気中の酸素や湿気、熱などの作用によって酸化してしまい、匂いと味が劣化してしまいます。油麩も例外ではありません。また、油麩の賞味期限も、この酸化による風味の劣化をひとつの基準として定められています。

開封後2、3日で使い切ってしまう分には風味には大きな影響はないでしょう。それ以上の期間が空いてしまう場合には、ジップロック袋止めクリップなどを使うことで外気に触れることを防ぎましょう。そして、高温多湿を避け乾燥した涼しい所に保管することが大切です。

 

賞味期限が切れてしまった! or 開封後かなり時間が経ってしまった!

この場合、完全に自己責任となってしまいますが私は食べれるか否かを匂いで判断しています。食用油などの酸化した匂いをご存知の方はそちらをイメージして頂ければ良いと思います。ご存じでない方も、油が酸化した匂いというのはあまりいい匂いではないので判断は可能だと思います。油の酸化にも程度があるので、これはいけそうだな、と思えればその油麩はまだ食べれるものだと思います。(私は食べてしまいます。)消費期限を超えたものは食べてはいけませんが、賞味期限はあくまで風味を保って美味しく食べれる期限とされているそうです。

ですが賞味期限を守り、開封後は早めに食べてしまうことをお勧めします。

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 ※上記はあくまで個人の見解です。

 

2.  油麩(仙台麩)の保存方法

開封前の保存方法は

油麩の開封前の保存方法は、基本的な食品の保存方法に大きく変わりはありません。

酸化の促進を防ぐために高温多湿を避け乾燥した涼しい場所に保管することが大切です。特に高温は避け、直射日光の他、強い照明など光による熱にも気を付けたいです。

開封後の保存方法は

開封後は、開封前同様高温多湿を避けて保存する他、できるだけ外気に触れないような保管を心がけましょう。特にジップロックや袋止めクリップなどが有効です。

小分けタイプがおすすめ

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(画像左:㈱山形屋商店、右:北上食品)

油麩(仙台麩)を使い切れない!という方には、小分けタイプをお勧めします。また、既にスライスされたタイプの製品もあるので使い切りサイズで丁度良いですよ!